コラム

2018.06.11

6/11 今週の気になるニュース・ピックアップ

先週のニュースから、気になるトピックを3つ厳選し、紹介するコーナーです。

【1】 市販の風邪薬でも違反の可能性が――求められるアンチ・ドーピングへの意識
https://yomidr.yomiuri.co.jp/article/20180606-OYTET50015/

市販の風邪薬の中には、ドーピングの禁止物質であるメチルエフェドリンという咳せき止めの成分が入っているものがあります。
また、たとえ医師が処方する薬でも、ドーピングに詳しくない医師が禁止成分を含んだ薬剤を処方してしまう可能性は少なくありません。
ドーピング検査の対象者だったら、必ず医師、および薬剤師に、自分はドーピング検査の対象者である旨を伝えましょう。
医師だけでなく、薬を受け取る際に薬剤師へも伝えることで、ダブルチェックになります。

市販薬に関しては、以下のサイトなどで購入前に必ず確認しましょう。
●うっかりドーピングを防止しよう 一般・選手向けページ | 公益社団法人東京都薬剤師会
http://www.toyaku.or.jp/health/usemedicine/nodoping_athlete.html

●知っておきたいアンチ・ドーピングの知識 2018年版 公益社団法人 日本学生陸上競技連合
http://www.iuau.jp/news/2018/anti2018.pdf

【2】 20年東京五輪・パラリンピック:遺産より将来語れ 英パラリンピック委CEO ティム・ホリングスワース氏
https://mainichi.jp/sportsspecial/articles/20180604/ddm/035/050/149000c

“ --東京大会後、パラスポーツの機運がしぼむ懸念もあります。
 ◆東京大会は物語の始まり。バリアフリー社会の実現に向け、解決策を見いだす対話がスタートする時でもある。
私たちはロンドン大会前後で、「レガシー」ではなく将来への「モメンタム」を語るようにした。
パラリンピックを機運醸成のきっかけにし、これから起こることを語るべきだ。大会自体の成功ばかりを考えるのは危険。”

そう、2020年のパラリンピックはゴールではなくスタート!
その意識が、とても重要です。

【3】 出口の見えない日大アメフット問題を米国ならどう対処した?
https://thepage.jp/detail/20180603-00000002-wordleafs

“米国の大学スポーツの多くは、NCAA(全米大学体育協会)が管理や運営を行っている。
学生がスポーツマンシップに反する行動や規則違反をしたときには、学生が籍を置いている大学か、
または、その大学が加入するNCAAの各カンファレンス(リーグに相当)で責任を持つよう記している。
学生が違反行為をしたときには、各大学か、その大学が参加しているNCAAの各カンファレンスのコミッショナーが対処する。”

アメリカの大学スポーツは、NCAAが統括しており、責任の所在が明確になっています。
奇しくも、日本版NCAA設立が議論されている最中に起こった今回の問題。
設立の意義などが、あらためて問われていくことになるでしょう。