コラム

2018.07.04

強すぎるクロールのバタ足は水の抵抗が増え、推進力に貢献しない【論文紹介】

原文:Effect of leg kick on active drag in front-crawl swimming:
Comparison of whole stroke and arms-only stroke during front-crawl and the streamlined position

https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0021929018304068?via%3Dihub

 

水泳のクロールで、強すぎるキック動作(バタ足)は前に進む力に貢献しにくくなることを発表した論文です。

クロールのバタ足は秒速1.3メートル(100メートルのタイムで76秒92に相当)より速くなると、
足の動きで生じる水の抵抗が大幅に増え、抵抗は速度の3乗に比例して大きくなるとのことでした。

ただし、下半身を持ち上げて水平に近い姿勢をとるために、
バタ足が必須であることには変わりなく、不要ということではないため、
どのような目的でバタ足を用いるか、選手・指導者も注意が必要です。